ドラマ「宮本から君へ」神保和夫役は松山ケンイチ、中野靖子役は蒼井優
新井英樹原作によるテレビドラマ「宮本から君へ」の追加キャストが発表された。
池松壮亮が主演を務めるテレビドラマ「宮本から君へ」。物語後半話で宮本に大きな影響を与える営業の先輩・神保和夫役は松山ケンイチ、文具問屋・ハタダ営業部の安達辰也役は高橋和也、ライバル文具メーカー・ニチヨンの営業マン益戸景役は浅香航大、文具の仲卸業者ワカムラ文具の営業部長・島貫康治役は酒井敏也が務め、神保の友人でデザイン会社勤務の中野靖子役を蒼井優が演じる。
さらにドラマのエンディングテーマが、MOROHAの楽曲「革命」に決定。なお新井は、2013年11月6日にリリースされたMOROHAの2ndアルバム「MOROHA II」のジャケットイラストを描き下ろしている。
不器用で熱い文具メーカー・マルキタの新米営業マン・宮本浩の成長を描くドラマ「宮本から君へ」は、4月6日24時52分より放送開始。ドラマでは宮本役を池松壮亮が務め、監督は真利子哲也、主題歌はエレファントカシマシが担当する。
松山ケンイチ(神保和夫役)コメント
自分の仕事に対する考えとは全く違う神保を演じる機会を得られて嬉しく思っています。
自分にとって仕事とは何かを考える時間になりました。
高橋和也(安達辰也役)コメント
「宮本から君へ」の台本を読んだ時、懐かしい感じがした。
みっともない青春が社会の中で揉みくちゃにされている。その様が愛おしくかつて自分が味わった敗北の日々を思い出させてくれた。
スマートである事を強要される時代に於いてこの泥臭い物語をやる事にどんな意味があるだろうか?人と人とが面と向かって己の主張を相手にぶつける事の出来た健康な時代。
今そんな事をすれば「特殊な人」として周りから浮き上がってしまうだろう。主人公の宮本は若く無知だ。しかし彼にはどこで覚えたのかは判らないが 「執念」がある。この一点のみを武器に周りを振り回しながら強引に突き進んで行く。 突き進んだ結果、負ける。しかしこの「負ける」ところにリアリティを感じるし、又同時に 明日が見えてくる。
浅香航大(益戸景役)コメント
この「宮本から君へ」という作品。。。とてつもないエネルギーでした。
多種多様な輪郭を持った方々の中、益戸景役を自分が演じきることができるのか、プレッシャーに押し潰されないよう奮起し続けました。
一癖も二癖もある益戸景というキャラクターが、僕をこの作品の中に立たせてくれていたんだと感じます。僕は宮本や神保、その他の面々、そして益戸も、全て正義だと思いました。時代や背景、信念、目線によって、様々な捉え方で楽しんでいただけると思います。
ご期待ください!
酒井敏也(島貫康治役)コメント
島貫部長本当に嫌な人です!
時代が嫌な人にしたのか?
育ちが嫌な人にしたのか?
業界の構造が嫌な人にしたのか?
そこまでするんだ島貫さん?
休日は何しているんだろう?友達居るのかな?
ドラマを見てそう思って貰えたら役者として嬉しいです。
MOROHA・アフロコメント
宮本から君へ
君、ってのは俺の事だ。
これは宮本からのメッセージ、そう思って十八歳の俺は原作を読んでいた。
その後、自分の生き様と運良く出会えた俺は気付けば、俺から宮本へ、
送る言葉を綴っては人前で叫び散らかすと言う仕事についていた。
そして2018年、あいつは再び生まれ直す事になる。
久し振りに出会う宮本にグラスを掲げて俺は言う。
「乾杯、誕生日おめでとう。」
これはお前の歌だよ。
MOROHA アフロ
ドラマ25「宮本から君へ」
放送日時:2018年4月6日(金)より毎週金曜24:52~25:23
放送局:テレビ東京、テレビ大阪 ほか
スタッフ
原作:新井英樹「定本 宮本から君へ」1巻~4巻〈太田出版〉
監督・脚本:真利子哲也
主題歌 : エレファントカシマシ「Easy Go」
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:藤野慎也(テレビ東京)、清水啓太郎(松竹撮影所)、加藤賢治(松竹撮影所)
制作:テレビ東京 / 松竹撮影所
キャスト
宮本浩:池松壮亮
田島薫:柄本時生
小田三紀彦:星田英利
甲田美沙子:華村あすか
大芝:新名基浩
岡崎部長:古舘寛治
安達辰也:高橋和也
益戸景:浅香航大
島貫康治:酒井敏也
中野靖子:蒼井優
神保和夫:松山ケンイチ
(c)「宮本から君へ」製作委員会